計算方法と根拠
平均断面法
土木工事数量算出要領(案)は、体積を「両断面積の平均数量に距離を乗じる平均断面法」で算出するとしています。式は V=(A1+A2)÷2×L です。A1・A2は隣り合う断面の断面積(m²)、Lは断面間の距離(m)です。
複数の区間
断面が3つ以上あるときは、区間ごとに計算して合計します。ここでは最大4断面(3区間)まで入力できます。
計算例
断面積が10m²と12m²、距離が20mなら、(10+12)÷2×20=220 m³ です。
使っている式
| 名前 | やっていること | 式 |
|---|---|---|
| 区間1の土量 | 断面1と断面2の平均断面積×距離です。 | v1 = (a1 + a2) / 2 * l1 |
| 区間2の土量 | 断面2と断面3の平均断面積×距離です。距離が0なら0です。 | v2 = (a2 + a3) / 2 * l2 |
| 区間3の土量 | 断面3と断面4の平均断面積×距離です。距離が0なら0です。 | v3 = (a3 + a4) / 2 * l3 |
| 土量(合計)(結果) | 各区間の「平均断面積×距離」の合計です(平均断面法)。 | v1 + v2 + v3 |
| 区間1の土量(結果) | 断面1〜2の区間の土量です。 | v1 |
| 区間2の土量(結果) | 断面2〜3の区間の土量です。 | v2 |
| 区間3の土量(結果) | 断面3〜4の区間の土量です。 | v3 |
| 距離の合計(結果) | 計算に使った区間の距離の合計です。 | l1 + l2 + l3 |
式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。
設定値(定数)と出典
この計算では、税率や料金表などの外部の設定値は使っていません。数学的な定義の式だけで計算しています。
入力できる範囲
| 項目 | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| 断面1の断面積 | 0〜10,000m² | 10m² |
| 断面2の断面積 | 0〜10,000m² | 12m² |
| 断面1〜2の距離 | 0〜1,000m | 20m |
| 断面3の断面積(区間を足すとき) | 0〜10,000m² | 0m² |
| 断面2〜3の距離(区間を足すとき) | 0〜1,000m | 0m |
| 断面4の断面積(区間を足すとき) | 0〜10,000m² | 0m² |
| 断面3〜4の距離(区間を足すとき) | 0〜1,000m | 0m |
結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。
ご利用にあたって
- 平均断面法は、断面間の距離が短く断面が緩やかに変化する前提の近似です。断面の変化が大きいと、実際の土量と差が出ることがあります。概算用で、積算・設計・出来形の確定値、施工の安全の判断には使えません。
- 数量算出要領の数位の丸め規則(表-1)や、切土・盛土の区分、土量変化率(L・C)による換算は扱いません。掲載版は平成24年版で、最新版の確認が必要です。本サイトは国土交通省の資料を加工したもので、国土交通省が作成したものではありません。